パレスチナへの医療・教育などの支援を続けている北海道パレスチナ医療奉仕団は、2008年12月のイスラエルによるパレスチナへの攻撃をきっかけに、実際に現地へ毎年、団員を派遣して支援活動を行っています。 世界各地から支援団体がパレスチナに入り医療支援を行っているのですが、常に戦争状態にあるため、診療の多くは怪我の手当などが重点となっています。整形外科医である猫塚義夫医師(団長)は現地で診療を続けた結果、診察に訪れる患者の50%ほどが、腰痛・腰椎疾患であることがわかりました。 これを治療するために、腰痛体操などのリハビリーが有効なことはよく知られていますが、現地では普及していませんでした(「腰痛体操を取り入れるという考えがそもそもないよう」だとお聞きしました)。 そこで、2016年度は北海道パレスチナ医療奉仕団で、腰痛体操の動画を作成して持ち込む活動を始めることにしました。 試作品として完成したのが男女別のアラビア語解説の腰痛体操DVDです。現地ではインターネットで動画を見ることは一般家庭では容易でないため、DVDで配布することになりました。 現在、国連の機関である「国際 … [もっと読む...]
「核」を絵筆で塗りつぶせ、ペンで書きあらためよ・・
北海道岩内町は人口2万5千人の町、小説「生まれ出づる悩み」のモデルとなった画家、木田金次郎さんが育ち美術活動をしたところであり、水上勉さんの推理小説「飢餓海峡」の舞台の町でもあります。 そして、泊原発がとても大きく見える町でもあります。 その北海道岩内町の素敵な景色が見える場所に碑が建ち、竣工を祝う会が行われました。(2015年10月4日)写真の碑の前に立つのは、施主:窪島誠一郎さん(著作家、美術評論家、無言館館主)水上勉さんの息子さんであります。親子である、著名な二人の文学者が食事をしながら、箸袋の裏に書いた3行の言葉がこの碑の表に、説明が碑の裏に刻まれています。 岩内町を訪れる機会に訪れる事をお勧めします。表の碑文を噛み締め、裏の碑文を読み、触り、周りの景色を眺めたあと、ベンチでお茶をするのが順路となります。 場所:いわない温泉別館おかえりなさい、の道路をはさんで向かえ上部 講演会DVD製作 お問い合わせ:碑(いしぶみ)の会 … [もっと読む...]