著者 田中弓夫(札幌ほべつ会 会長・化石の里ほべつを応援する会 会長)
申し込み先:yytanaka@palette.plala.or.jp
領価: 1360円+税
A5版 116頁
<目次>
はじめに
第一部 樹は根によって立つ されど根は人の目には触れず
第一章 蘇ったカムイサウルス
第一節 最初の化石採取から十年
第二節 博物館と学芸員の功績
第二章 博物館建設と「森と化石とロマンの里」づくり
第一節 「化石の里」と呼ばれる町に
1 町民の生活の中に化石が溶け込む町
2 愛好家達の活躍と行政の協力
第二節 全国でも珍しい地域住民と密着した博物館の建設
第三節 「森と化石とロマンの里」穂別のまちづくり
第三章 住民とともにロマンを求めたまちづくり
第一節 村民と一体になった村づくり
第二節 ロマンを求めて人材が集まり、育った村
第三節 受け継がれるロマンのまちづくり
第四章 ロマンの原点―北海道のチベットと言われた地の開拓
第一節 昔から現在まで続く夢のある町
第二節 化石の地の開拓
1 安住(川東)の開拓
2 稲里の開拓
3 長和の開拓
4 福山の開拓
5 富内(川西)の開拓
6 穂別市街地の形成
―幅広い年代の様々な化石の埋まっている地が行政と経済、文化の中心地になる自治体の誕生―
7 平丘の開拓
8 サンタクロースが居た町
第二部「むかわ竜」命名の経緯と趣意を考察する
第一章 元々使われていた「穂別恐竜」を「むかわ竜」に変えた
第一節 元々「穂別恐竜」の通称が、むかわ町でも、全国でも使われていた
第二節 「穂別恐竜」の通称を「むかわ竜」に変える動き
第三節 マスメディアが「穂別恐竜」と使うのに、「広報むかわ」だけが「むかわ恐竜」と
第二章 「むかわ竜」の命名発表とその説明
第一節 寝耳に水の発表と二つの問題
1 「発見者の意向を踏まえ」とは、どういうこと?
2 「総称」とはどういうこと?
第二節 町による町民へのゴマカシの始まり
1 「いつ『むかわ竜』と決めた」かが二つの説明文で異なる
2 説明するごとに用語も内容も違う
3 「自治体の名称が付けられていることが多い」とのウソ
4 調査をしていないのに、「調査した結果」と、事実と違うことを言う
5 丹波市が「総称」と使っていないのに、「丹波市を参考に」とは?
第三章 通称「むかわ竜」の変更を求める運動の広がり
第一節 穂別地区住民の願いー有権者の41%が通称の変更を求める署名
第二節 町外からの署名と公開質問状
1 公開質問状にまったく答えていないのに、「公開質問状に回答する」と
2 嘘と指摘されていることを記者会見で繰り返す
3 「発見者の言葉」を自分に都合良く変えて、ゴマカス
4 「マスメディアを通じて全国で認知されている」と嘘を正当化する
第三節 町民署名と議会での町の発言
1 2018年6月の議会で嘘とイイカゲンな説明
2 2019年1月の議会では、「何よりも発見者の考えを第一にした。」と嘘の説明
3 「決めた」と発表するにあたって、まともな会議を行っていないことを議会でも隠す
第四章 最大の目的は、「森と化石とロマンの里ほべつ」を消し、「恐竜のまち・むかわ」にすることが明らかに
1 経過を振り返ると明らかに
2 穂別地域の北海道遺産登録も「広報むかわ」に載せない
3 総称としたのも「化石の里ほべつ」を消すため
第五章 「森と化石とロマンの里ほべつがある町むかわ」としてこそ「むかわ」も「穂別」も輝き、喜ばれます
おわりに
資料
年表
主な参考文献