サイレント・ロング・コビッドですが、これは私が作った言葉なので、文献を調べても出てきません。
どういうことかというと、無症状やごく軽症のコロナ感染があった人がLong COVIDになっているのですが、コロナ感染自体が診断されていないため、症状の原因がわからない場合があります。そういう意味でのサイレントということす。
また、幼児や小学校の低学年では、Long COVIDになっていても、気づかないという可能性があります。本人はもちろんよく分からないし、親も保育園などに預けていると、子供の症状などよくわからない場合もあるかもしれません。
学校でも、30~40人ぐらいの大人数だと全然わからないかもしれません。子供が前より元気がない、みんなと一緒に遊ばなくなっていたりぐらいにしか思っていない場合もあると思います。
あとは、高齢者の場合、特に施設などでは、コロナ後に元気がなくても「廃用ですね」とかブレイン・フォグがあっても「認知症が進みましたね」と済まされている可能性もあると思います。(本文より抜粋)
いのちと健康をまもるブックレット12
A5版、本文44頁、カラー、無線綴じ製本
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