久保田弘信さんをご存知ですか?
イラク戦争が勃発したときに、首都バグダートから、アメリカ軍の空爆がライブで報道されたのを覚えていますでしょうか?、この空爆を地上から映像報道したのが、久保田さんです。
今回(2017年2月21日)の講演会では、昨年(2016年)に制作された、ドキュメント映画「THE TRUTH伝えきれなかった真実2016」が上映されました。とても、素晴らしくまた、考えさせられる映画でした。
講演の中では
「アフガン難民を取材した際に、『お前たちは嘘つきだ』といわれた。」「これまで沢山のメディアが取材し「支援を呼んでくる」と言ったのに誰一人戻ってはこない」
「自分たちのやっていることはジャーナリストとして相応しいのか?」「僕たちジャーナリストはハイエナなのか」と悩みながら、私財もつかって、できる限りの支援をしながら取材活動をしてきました
わたしは、この映画を観て、久保田さんのお話を聞き、日本人こそが、知るべき真実だと感じました。
上映にご協力を
お力のある方は、中学、高校生をはじめ、いろいろな場所で上映していただければ、うれしいです。
—映画の紹介—
DVDを欲しいと思ってくださる方、映画の上映会を計画してくださる方。メールなどで、連絡をいただければ、うれしいです。
—————————————————–
以下、オフィシャルインフォメーション
—————————————————–
久保田さんはアフガニスタン、パキスタン、イラク、シリア等、 中東各国で難民や戦争の取材を15年以上にわたり続けている方で す。パレスチナの方には10年ほど足を運んでいないようですが、 中東関係のことに関してはとても詳しく、 日本では報道されない真実をたくさん見聞きしてきておられます。
【講演内容】について
「中東の真実から考える国際報道」
日本で報道されてこなかった真実や、トランプ大統領が世界に及 ぼすと考えられる影響などについてお話をしてもらいます。
【プロフィール】
保田 弘信
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
職 業:フォトジャーナリスト
出身地:岐阜県
大学で物理学を学ぶが、 スタジオでのアルバイトをきっかけにカメラマンの道へ。
旅行雑誌の撮影で海外取材をこなすうちに、 一人のパキスタン人と出会いパキスタンへ赴く。
パキスタンでアフガニスタン難民を取材したことをきっかけに本格 的にジャーナリストとしての仕事を始める。9・ 11事件の以前からアフガニスタンを取材、 アメリカによる攻撃後、 多くのジャーナリストが首都カブールに向かう中、 タリバンの本拠地カンダハルを取材。 またパキスタンに流出する難民を取材。 難民の子供たちの素顔を捉えた個展を多数開催。
以来、アジア、中東を舞台に取材を続ける。
2003年3月のイラク戦争では攻撃されるバグダッドから戦火の 様子を日本のテレビ局にレポートした。
2010年戦場カメラマン渡部陽一氏と共に「笑っていいとも」 に出演。
クルド人部隊ペシュメルガがモースル奪還作戦の前哨戦として行っ たマフムール奪還作戦に外国人ジャーナリストとして唯一同行を許 可された。