北海道岩内町は人口2万5千人の町、小説「生まれ出づる悩み」のモデルとなった画家、木田金次郎さんが育ち美術活動をしたところであり、水上勉さんの推理小説「飢餓海峡」の舞台の町でもあります。 そして、泊原発がとても大きく見える町でもあります。 その北海道岩内町の素敵な景色が見える場所に碑が建ち、竣工を祝う会が行われました。(2015年10月4日)写真の碑の前に立つのは、施主:窪島誠一郎さん(著作家、美術評論家、無言館館主)水上勉さんの息子さんであります。親子である、著名な二人の文学者が食事をしながら、箸袋の裏に書いた3行の言葉がこの碑の表に、説明が碑の裏に刻まれています。 岩内町を訪れる機会に訪れる事をお勧めします。表の碑文を噛み締め、裏の碑文を読み、触り、周りの景色を眺めたあと、ベンチでお茶をするのが順路となります。 場所:いわない温泉別館おかえりなさい、の道路をはさんで向かえ上部 講演会DVD製作 お問い合わせ:碑(いしぶみ)の会 … [もっと読む...]
あなたは登山が好きですか?
ご承知のように、最近は中高年も自由に登山を楽しむ時代になりました。厳しい冬山であっても、50代どころか60代、70代の方々に山が占領されている感があります。 三浦雄一郎さんも65歳の時に決意して、藻岩山から登山を本格的に初め、あのエベレストでの成果を獲得しました。素晴らし事です。 (最初は藻岩山もバテバテだったそうです) いまでは当たり前の中高年の活躍も、昔はお荷物扱いだったのです。 ------ そんな時代に、札幌を中心に活動する「百松山岳会」が結成されました。今では年齢に関係なく、若い方も入会していますが、結成された当時は「40歳以上の中高年を対象にした、ハイキングクラブ」としてスタートしました。 今は40歳といえばいまでは、バリバリ元気ですが、当時は、若い人に遠慮して、他の山岳会への入会するのは敷居が高かったのです。 ------ そんな北海道の登山を刻んだ山岳会が製作した「30年記念誌」(非売品)は表紙もイラストも全て会員の手作りで、134ページにはOBも含め、たくさんの思い出と反省、自慢が詰まった一冊です。 元気いっぱいの方は、パワ … [もっと読む...]
戦争体験を次の世代につなげる「バトンタッチ」
私たちの街には、戦争を経験した人々が健在です /北広島市という6万人が住む、北海道でも決して大きくない街で、戦争体験本「バトンタッチ」が毎年発刊されています。/あなたは北海道でも空襲があったことを知っていたでしょうか? /樺太でアメリカ軍とロシア軍の無線を盗聴していた大畑さん。/「屍体がゴロゴロ」するなか、母と子で逃げた富樫さん親子。/機銃掃射であと30cmずれていたら命がなかった森田さん/第7集には15人の方が寄稿しています。/私事ですが、父もシベリヤで6年の捕虜生活の末にやっと日本に帰国しました。他界してから関東軍の伍長だった事や、命からがら逃げた事を知りました・・・ / お問い合わせは「北広島九条の会」kitahiro-9jyounokai@live.jp / 2015年7月1日発刊 第7集 300円 … [もっと読む...]