この本は1972年北海道在日朝鮮人の人権を守る会が出版したものを復刻したものです。裁判を支援する運動の中で、戦争中朝鮮半島から北海道へ強制連行された人々の証言記録と実態をまとめた本です。
1972年に発行された、この証言記録の存在はあまり知られていません。(「復刻版編集にあたって」より抜粋)
目次より
Ⅰ、生き地獄の人々の証言
●北海道生きて再び帰れぬ地、計根別飛行場建設
●監獄部屋、2.000人の強制労働!、雨龍ダム・発電所の建設
●濁流に呑まれた監獄部屋の同胞!
●ウンマー ウンマー お母さん! お母さん!、立待岬の証言
●生きているのが不思議、一日十二時間の労働
Ⅱ、半世紀ぶりの里帰り
Ⅲ、日本国憲法の基本精神に立ち、問われ裁かれるべき国家犯罪
●許されない「在日歴不和」!
●朝鮮人の「渡日」「監獄部屋」
●中国への全面侵略と朝鮮人強制連行
●生き地獄北海道の炭鉱
Ⅳ、安保放棄・米軍・基地撤去・自衛隊拒否の闘いの中での沖繩民の告発!
●久米島の虐殺
●消された朝鮮人軍夫・慰安婦
仕様
B5版 84頁 文字データ再入力 非売品
原版A5版パンフをB5版に拡大して発行しました。